Bon Vin , Bon Sake , Bon Fromage

ブルゴーニュワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒とチーズの出会いを中心に日常を綴ります。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ポール・ぺルノ&オリヴィエ・ジュアン モレ・サン・ドニ2009年

ポール・ぺルノのブルゴーニュ・シャルドネ2016年とオリヴィエ・ジュアンのモレ・サン・ドニ・ラ・リオット2009年です。即位の礼の祝日夜に飲みました。どちらも好みの生産者ですが、特に飲み頃を迎えたオリヴィエ・ジュアンのモレ・サン・ドニは、期待どお…

新政ラピス中取り VS No.6 X-type飲み比べ

新政の火入れスタンド―ドライン「ラピス」の中取りと生酒の最高峰No.6 X-typeです。どちらも生酛造りと6号(新政)酵母が生み出す爽やかな酸味と旨味が調和した素晴らしい日本酒ですが、性格は結構違います。単独での味わいに加え、料理やチーズとの相性につ…

トロ・ボー ショレイ・レ・ボーヌ 2015 年 

最近人気の高いトロ・ボーの[2015]ショレイ・レ・ボーヌです。コート・ド・ボーヌの北部に位置するこのアペラシオンは、軽めの若飲みワインを産出することで知られています。2015年というグッド・ビンテージということで期待を持って味わいました。

カリフォルニア白の古酒 カリン・セラーズ1995年

カルフォルニア・ソノマカウンティのカリン・セラ―ズ・シャルドネ1995年です。24年熟成の古酒が醸し出す複雑な香りと未だ甘く活き活きとした果実感、エレガントな酸は、唯一無二の味わいでした。作り手が目指したのは、長期熟成による”Umami(旨味)”の追求…

アンリー・グージュ NSG レ・サン・サンジョルジュ2009年

小作農だったアンリー・グージュ氏が1925年にニュイ・サンジョルジュで設立したドメーヌで、自家元詰の元祖的な存在です。ここのワインは、しばらく、濃く、タニックであることを特徴としていましたが、2000年代後半ごろから、エレガント路線に転向したこと…

ドメーヌ・ラルロ 2010年&2012年

1987年に保険会社のアクサ・ミレジム社がジュール・べランのネゴシアンを買収してドメーヌ・ラルロをスタートしています。30年の間に、このドメーヌは、醸造責任者が4人変わっています。初代醸造責任者が働いていたデュジャックの造りを継承していると言われ…

ポマール村のドメーヌ アンヌ・フランソワーズ・グロ訪問記

ブルゴーニュの名門グロ家の一角、ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ(Anne-Francoise Gros)です。この女性醸造家の造るワインは、繊細でしなやかな特徴を持ちます。9月4日にポマールにあるドメーヌを訪れ、試飲しました。帰国後に飲んだヴォーヌ・ロ…

ジョセフ・ドルーアンの地下セラー訪問記

ブルゴーニュの大手ネゴシアンであり、ドメーヌでもあるジョセフ・ドルーアンは、家族経営ながら、ボーヌ市内中心部に巨大な地下セラーをもつ名門生産者です。9月6日にこのセラーを訪れました。ブルゴーニュの歴史を感じさせる迷路のようなセラーの見学は、…

クロ・ヴージョとシャトー・ド・ラ・トゥールを訪ねる

9月初旬のブルゴーニュ地方への旅行で訪れたヴージョ村にあるブルゴーニュ最大の特級畑クロ・ヴージョ。今回は、クロ・ヴージョの畑の中に建つシャトー・ド・ラ・トゥールを訪問しました。

ジュヴレのお気に入り生産者 デュガ・ピィ プティット・シャペル2008年

ジュヴレ・シャンベルタンのお気に入り生産者ベルナール・デュガ・ピィの1級プティト・シャペルです。抽出の強さがデュガ・ピィの特徴ですが、濃いだけでなく、しなやかで、エレガントさも兼ね備えているデュガ・ピィのワインは、飲み頃を間違えなければ、…

NZの極上シャルドネ クメウ・リヴァー ・マテズ・ヴィンヤード2015年

ニュージーランドで名実ともにナンバーワンのブルゴーニュスタイルのシャルドネ生産者、クメウリヴァーのフラッグシップキュベ クメウリヴァー マテズ・ヴィンヤード(Kumeu River Mate’s Vineyard Chardonnay)です。

ブルゴーニュの旅~コート・ド・ボーヌ編

8/30~9/8の10日間でフランスのシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方をレンタカーで旅行しました。今回の旅のラストは、コート・ド・ボーヌ地方です。ボーヌ市内に3泊して4年前に続き2度目のコート・ド・ボーヌを楽しみました。

DRCに挟まれた特級畑~ラ・グラン・リュ2009年

ブルゴーニュの宝石ヴォーヌ・ロマネ村の6つのグランクリュので、北側をロマネ・コンティ、南側をラ・ラーシュというDRCの珠玉のモノポール(単独所有畑)に挟まれた縦長のクリマ、フランソワ・ラマルシュのモノポール ラ・グラン・リュです。

シャブリ古酒と秋の味覚 松茸を味わう

秋の味覚 松茸とスモークサーモンをド―ヴィサのシャブリ特級レ・プリューズ2005年と味わいました。同日に飲んだニュイ・サンジョルジュ1級ヴォ―クランと合わせて書きたいと思います。

菊姫「鶴乃里」8年熟成酒を唎く

根強いファンも多い加賀菊酒の伝統を受け継ぐ「菊姫」の山廃純米酒「鶴の里」の古酒を味わいました。2011年醸造(8年物)と2016年熟成(3年物)の古酒です。芳醇で長期熟成により旨味を増した菊姫は、ディープな日本酒ファンにとっては、たまらない逸品だと…

ブルゴーニュの旅~ヴォーヌ・ロマネ村(後編)

8/30~9/8の10日間でフランスのシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方をレンタカーで旅行しました。ブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村は、「神に愛される村」と讃えられ、ワイン・ラヴァ―にとっては、憧れの地だと思います。前編では、この村の旅行記を…

ブルゴーニュの旅~ヴォーヌ・ロマネ村(前編)

8/30~9/8の10日間でフランスのシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方をレンタカーで旅行しました。コート・ド・ニュイ地方のヴォーヌ・ロマネ村は、ブルゴーニュワイン・ラヴァー憧憬の地だと思います。ロマネコンティをはじめとする、6つのグラン・クリュ…