Bon Vin , Bon Sake , Bon Fromage

ブルゴーニュワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒とチーズの出会いを中心に日常を綴ります。

ブルーベリーの花たち(2019)~ラビットアイ系編

f:id:turque1991:20190430195807j:plain

3月から開花が始まるハイブッシュ系のブルーベリーですが、少し遅れて、4月に入るとラビットアイ系のブルーベリーの開花も始まります。4月中旬になると蜂も飛ぶようになり、受粉が期待できます。ハイブッシュ系に比べて小さめの花ですが、花数は多く、目を楽しませてくれます。

RE:ラビットアイ、HB:ハイブッシュとラビットアイの交配種

REノビリス(T-100)

f:id:turque1991:20190430182932j:plain

ノビリスの花(4月21日撮影)

大実が成るノビリスの白く細長い花です。結構人気のある品種にもかかわらず、未だにT-100という開発コードで呼ばれている不思議な品種です。

REフェスティバル

f:id:turque1991:20190430183519j:plain

フェスティバルの蕾(3月31日撮影)

f:id:turque1991:20190430183412j:plain

フェスティバルの花(4月21日撮影)

3月末までに多くの濃いピンクの蕾を着けますが、開花すると白っぽい花になっていきます。かなり大量の花数です。

REオクラッカニ

f:id:turque1991:20190430190418j:plain

オクラッカニーの蕾(3月31日撮影)

f:id:turque1991:20190430190251j:plain

オクラッカニーの花(4月21日撮影)

大関ナーセリーで販売されているアメリカパテント品種(PVP)です。ティフブルー×メンデイトの交配種ですが、性質は交配親とはかなり異なります。一言で言えば、かなり優秀な品種です。ラビットアイの中でも特に晩生の品種でお盆時期でも収穫ができます。成熟すると蕾や花からは信じられないほど大粒の実になり、皮や種を感じさせない甘い風味を楽しむことができます。大関ナーセリーから多くの品種を購入していますが、個人的にはその中でもトップクラスと思っています。人気も高く、毎年3年生苗は早い時期に売り切れます。昨年も買い増しして計6鉢にもなっています。結果的に他の品種を減らしたおかげでRE系の受粉には苦労するほどです。

3月末に濃いピンクの蕾が現れ、花はピンクがかったやや長めの美しい花が多数咲きます。

REフクベリー

f:id:turque1991:20190430193711j:plain

フクベリーの花(4月21日撮影)

練馬区在中の福田氏がティフブルーの突然変異種として開発したパテント品種(PVP)です。数年前に直接福田氏の自宅を訪問し、購入しました。埼玉に農園があるようで、通信販売でも購入可能なようです。大きな特徴は、超晩生種であることで、なんと9月初めまで収穫ができます。開帳性が凄く放置するとほぼ水平方向へ延びていく枝もあり、上手く誘引する必要があります。性質は異なりますが、花の形状は確かにティフブルーによく似ています。

REフロリダローズ

f:id:turque1991:20190430195332j:plain

フロリダローズの花(4月21日撮影)

果実が紫色にならないいわゆるピンクブルーベリーです。数年前から同じピンクブルーベリーのピンクレモネードと併せて栽培していますが、収穫の安定度や甘さではピンクレモネードには敵わないように感じています。今年は多くの花が咲いているので様子を見てみたいと思います。ピンクレモネード同様、花は、果実の色と異なり白です。

HBオーゼキブルー

f:id:turque1991:20190430194254j:plain

オーゼキブルーの花(4月21日撮影)

名前が示す通り大関ナーセリーの為に開発された品種(PVP)のようです。小粒ですが甘い果実が成ります。ラビットアイとハイブッシュのハイブリッド種で開花時期は一般ラビットよりも早くなります。小さな白い花です。

 まだまだ色々ありますが、ハイブッシュに比べると花は小さく、個々の花にインパクトはありませんが、多数の花を付けるので、それなりに見応えがあるのが、ラビットアイ系の特徴です。

<了>