シャンパンディナーイベントについて
12月18日に開催されたポメリーのシャンパニューディナーに参加しました。ポメリー・ジャパンと深い取引のある東急ハーベストクラブによよって企画された『「ドモワーゼル・ラ・パリジェンヌ2018年」日本初リリーズ記念 聖夜のシャンパーニュディナー』というイベントです。旧軽井沢の東急ハーヴェストクラブで開催されました。

東急ハーベストクラブ旧軽井沢のレストラン「彩-SAI-」にて。
参加者60名のディナーイベントです。ヒルトンラグジュアリーLXRブランドホテル「ROKU KYOTO」の総料理長とのコラボレーションディナーとのこと。

↓ヴランケン・ポメリーのディアマンのシャンパンタワーです。

ヴランケン・ポメリー・ジャパンの師井研社長です。
各シャンパンの説明をしていただきました。とても気さくな方で、個人的には、昨年訪れたランスのポメリーのメゾンで撮影した写真で盛り上がりました。

以下、各シャンパンと料理についてです。
ヴランケン・ディアマン NV /
Vranken Diamant Brut NV
このシャンパンがウェルカム・ドリンクでした。
ポメリーのスタンダード・キュヴェから思いましたが、最初からプレステージ・シャンパンです。
ヴランケン・ポメリー・モノポールグループの創始者で、現オーナーでもあるポール・フランソワ・ヴランケンの情熱の結晶といえるブランドです。高級感のあるダイヤモンドカットのデザインボトルです。
シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%
輝かしい黄金色外観ときめ細かく持続的な泡。最初から期待が高まります。
熟した柑橘果実やレッドアップルやオレンジのニュアンスも。白い花や爽やかなハーブの香りとミネラルが加わる。トーストやナッツの香りはそれほど強くなく熟した果実香が優勢。味わいは、やや高い酸に厚みを感じるボディ。50/50ですが、どちらかと言えば黒ブドウの特徴が出ています。
調子に乗って4杯ほどいただきました笑。

オードブル「信州牛もも肉 軽井沢産いちご 白樺の樹液」
やはり黒ブドウ(ピノ・ノワール)を意識しているのかな?と思いました。

ドゥモアゼル ラ パリジェンヌ ミレジム 2018 /
2018 Demoiselle la Parisienne Millesime
今回のイベントの目玉のひとつドゥモアゼル ラ パリジェンヌ ミレジムです。このシャンパンは1985年からリリースされているようですが、今回は、2018年ヴィンテージの日本初お披露目のようです。ドゥモアゼルとはフランス語で 「お嬢さん”」の他に 「トンボ」 という意味もあり、このブランドネームは、ランスのレ・ドゥモアゼル地区にあるカステーニュ城の庭園を飛びかうトンボに由来しているとのこと。冬らしいボトル。アールヌーヴォーを意識したデザインとのこと
シャルドネ80%、ピノ ノワール20%、48ヶ月熟成。
前銘柄に比べやや淡い黄金色(ペールゴールド)。きめ細かな泡立ちからもエレガントさを予感させます。
爽やかな柑橘系果実、ミネラル、ブリオッシュ。7年熟成のミレジメですが、とてもフレッシュで若々しさを感じる香り・味わいで、ナッツ等の熟成ブーケはそれほど強くなく、爽やかな果実香りが中心。味わいも爽やかでフレッシュな酸のアタック、マイヤールレモンやライムの柑橘果実に青リンゴ、アカシアの花。酸とクリーミーさにハチミツの甘さが絡み合う爽やかな味わいに旨味も感じられる。重さは感じられず、ひたすらエレガントなシャンパン。レモンピールのやや長めの後味。ブランド・ブランではありませんが、シャルドネ主体の特徴が良く表れています。

御椀 「越前蟹 トリュフ 柚子」
このシャンパンに和をあわせた理由が良くわかるマリアージュです。

アパナージュ ブリュット 1874 /
Apanage Brut 1874
あまり見かけないキュヴェですが、シャンパーニュポメリーが、マダム・ポメリーによる史上初のブリュット誕生から150周年を記念して2024年10月にリリースした飲食品展限定のガストロミー向けスペシャルキュヴェのようです。
世界最古のシャンパンとしては、1729年創業のルイナール(Ruinalt)が知られていますが、1874年、マダム・ポメリーによって世界初の “ブリュット(辛口)”が発売されており、1874はこれを意味しています。
ピノ・ノワール 45%、シャルドネ40%、ムニエ 15%。2018年を中心に2012年・2015年のリザーブワインをブレンド。48か月以上の瓶内熟成。
輝きのある黄金色に、豊かな泡立ち。熟した柑橘果実、白桃、白い花、ミネラル、ハチミツ、ブリオッシュ。前銘柄に比べ、黒ブドウの比率が高いこともあり、滑らかながらぐっとボディの厚みを感じる味わいだが、重すぎず、ポメリーらしいエレガントさと絶妙に調和している印象。旨味も感じられ、和食を含めた幅広い料理に合いそう。

お造り 「若狭ふぐ 氷見ブリ 本鮪」
エレガントさと旨味の両方を兼ね備えたシャンパンが、特に赤身の刺身と合います。前出の出汁のきいた椀物とも相性は抜群でした。

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ワイ・バイ・ヨシキ X シャンパン・ポメリ ブリュット /
Y by YOSHIKI × CHAMPAGNE POMMERY BRUT
金ぴかボトル。YOSHIKIとポメリーのコラボレーションブランドで、2022年が初リリースのようです。
YOSHIKIのコラボーレーション・ワインと言えば、ナパのモンダヴィとのコラボレーションワインが話題になりましたが、このコラボレーションシャンパンは知りませんでした。シャルドネ、ピノノワール、ムニエのブレンドですが比率は公開されていないようです。
爽やかな柑橘にベリー系の果実の香り。イースト香はそれほど強くない。
前銘柄に比べると、厚みのある味わいよりも、フレッシュさとキレを重視しているように感じます。決して軽い印象ではありませんが、ドゥモアゼル ラ パリジェンヌ2018とアパナージュ ブリュット 1874の中間的なテーストで、余韻はやや長め。
おそらく、このシャンパンは、重厚な味わいよりも躍動感を表現したかったのではと想像されます。

ポアソン 「手長海老 信州きのこ 蕪」

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キュヴェ・ルイーズ 2006 /
2006 Cuvee Louise
ポメリーの最上級シャンパーニュであり、マダム・ポメリーへのオマージュとして造られたプレステージキュヴェ。
締めは、やはり、コレです。
3つのグランクリュ内の特別な区画からのシャルドネ 62% 、ピノ・ノワール 38%
先の4銘柄に比べて、流石にオートリシスや熟成からのトースト、ブリオッシュ、ヘーゼルナッツ、キノコ等の香りによる複雑さが増しますが、高い熟度が感じられる果実香もあり、ヴィンテージから想像するよりも差は大きくありません。未だフレッシュっさも残しながら奥行きがぐっと広がるイメージです。よりミネラル感も強く、僅かにトリュフのニュアンスも。厚みと複雑さの流石のプレステージシャンパンです。素晴らしい👍

ヴィアンド 「七谷鴨 大黒本しめじ 万願寺味噌」
やはり、この肉料理には、このシャンパンです。

食事(蕎麦)

デザートは「洋梨 ヘーゼルナッツ 山羊」
デザートまで、シャンパンとの相性の意識が感じられます。

↓ちょっと早いですが、クリスマスイベントということもあり、ホテルスタッフによるこんな演出も。

シャンソンとアコーディオンの生演奏で、気分を盛り上げてくれました。

その場では、特に意識していませんでしたが、このブログを書きながら思い出すと、少しずつ異なる性格の5つのシャンパンと料理のマリアージュが凄くよく考えられた企画だったと感じています。
今回の素晴らしいイベントを企画・催行していただいた東急ハーヴェストクラブ、心地良いサービスを提供していただいたソムリエをはじめとするスタッフの方々、そして素晴らしいシャンパンをご提供いただいた師井社長をはじめとするブランケン・ポメリー・ジャパンに深く感謝いたします。
了

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