2026年1月の連休は、長野県の斑尾高原で旅行へ。常宿の東急ハーベストクラブ斑尾に滞在し、夜は、いつもの創作中華のコースを持ち込みワインと楽しみました。

ここタングラム斑尾は、スキーを目的に年2度ほど訪れています。スキーもさることながら、楽しみはホテルタングラムでのディナーです。数ある東急ハーヴェストクラブの中で中華コースを楽しめるのは、京都鷹峯とここ斑尾のだけのようで、斑尾に宿泊する際は必ずオーダーしています。
ホテルタングラムのフレンチレストランLE.TANGRAMにて。

オーダーしたのは、飛龍(フェイロン)コースという中華コースです。
以前、「広東・四川料理をベースに和洋のエッセンスを絶妙に取り入れた“ヌーベル信州シノワ〟」と紹介されていました。
↓↓写真は東急ハーヴェストクラブのホームページからの引用です

まずは、シャンパンから。
アンリオ(HENRIO)のスペシャル・キュヴェ L’Inattendue の2016年で、Inattendueは、「予期しない・思いがけない・意外な」という意味で、L’Inattendueは、「予想外の発見」「特別な区画」「驚きの味わい」を象徴しているようです。アンリオが所有・契約する畑の中からその年もっとも美しく表現された区画を選び、その単一区画のシャルドネだけで造るキュヴェで、アンリオ8代目当主が2015年に就任し、“区画ごとの個性をそのまま表現するシャンパーニュを作りたい”という新コンセプトを掲げたことがきっかけとなり、2016年に初めてリリースされています。現在は2018年も流通しているようです。
2016年はアヴィーズ(Avize)グラン・クリュ、2018年は、シュイィ(Chouilly) グラン・クリュのブドウが使用されています。
L’Inattendue 2016は、ドサージュ4g/l、48ヶ月の瓶内二次発酵を経てリリースされています。
わずかに熟成感の入った麦わら色の外観。量は多くないが、きめ細かい持続的な泡。マイヤーレモンやキンカンのような少し甘さを感じる柑橘果実、ブリオッシュ、トースト、ナッツ、ハチミツの香り。ミネラル感。味わいは、豊かな酸のアタックに熟した柑橘果実からの厚みのある果実味。ドサージュが比較的控えめで、ブラン・ド・ブランということで、シャープな酸を想像したが、思ったより甘みが感じられ、柔らかい。イースト系の香りはそれほど強くないが、複雑で奥行感が感じられるミレジメシャンパン。
(3.7)

→前菜の「本日の四種冷菜盛り合わせ」
本来は、海老の上にイクラがちりばめられていますが、ちょっと苦手なので省いてもらいました。
シャンパンにはバッチリあいました。

↓湯 「骨付き鶏もも肉と春雨の薬膳蒸しスープ」

陳皮や桂皮等の生薬の香り、鶏やキノコからの旨味、ナツメやクコの甘く温かい香り。エキゾチックなニュアンスと清涼感、旨味が交じり合う不思議な風味です。
↓これが、使用されている15種類の材料とのこと

赤ワインは、ベルナール・デュガ・ピィのジュヴレ・シャンベルタン・1er・シャンポー 2005年です。
シャンパンは別として、中華にあわせるワインはいつも迷います。濃い味付けや辛味に繊細なブルゴーニュは、どうしてもワインが負けてしまう傾向があり、選択に躊躇してしまいます。今回は、抽出が強く、力強いブルゴーニュとしてデュガ・ピィをチョイスしました。ちなみに、過去は、アルド・コンテルノのバローロやガングロフのコンドリューと合わせました。

点心 「信州米豚の小籠包」
肉汁の旨味が凄い一品でした。

魚菜 カラス鰈の揚げ蒸し 北信州の“やたら”ソースで
知りませんでしたが、「やたら」とは、きゅうり、なす、みょうがなど野菜と大根の味噌漬けをきゅうり、なす、みょうがなどを細かく刻んで混ぜ合わせた長野の郷土料理のようです。

↓肉菜「 長野県産牛もも肉とピーマンの炒め」

20年以上経っていますが、相変わらずデュガ・ピィらしい濃い色調。
ブルーベリー、ダークチェリーのやや黒系寄りの果実とアニス、フェンネル、カルダモンの甘いスパイス、下草や林床の熟成香。酸は中程度で、熟度が感じられる甘い果実味、滑らかなタンニン。ヴィンテージ恩恵を受けた素晴らしいジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュでした👍
(4.1)
この料理にも決して負けてはいません、

↓麺 「信州福味鶏のあっさり鶏そば」
これは絶品!白湯系ではなく、清湯系のラーメンと思いますが、確かにあっさりながら、口一杯に広がる鶏の旨味が凄い。単独でラーメン店で出せば人気間違いないと思います。

↓本日の甘味とフルーツ

今回も期待通りの素晴らしい中華コースでした。
今回は、ワインとの相性もバッチリ。ホテルのディナーは、バイキングがメインのようですが、フレンチや和食のコースも楽しめます。ここの中華は特にお薦めです👍👍👍
了

コメント