ドメーヌ・アンリ・フェレティグ ブルゴーニュ・ピノノワール 2018年

シャンボール・ミュジニー村の注目の造り手、ドメーヌ・アンリ・フェレティグのブルゴーニュ・ピノノワール2018年です。このヴィンテージからラベルが変更になったようです。

1969年にアンリ・フェレティグにより設立されたドメーヌですが、現在は、代替わりしており、アンリの息子のジルベールとその妻クリスティーヌに引き継がれています。ラベルには、「Girbert et Christine Felettig」と記されていますが、ドメーヌ名としては、未だアンリ・フェレティグの名前が使われているようです。

▼ドメーヌは、シャンボール・ミュジニーの1級畑レ・フスロットの近くにあります。シャンボール・ミュジニーを中心に12.5haの自社畑を所有しています。

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ドメーヌ・アンリ・フェレティグ ブルゴーニュ 2018年
[2018] Domaine Henri Felettig Bourgogne

シャンボル・ミュジニー村の畑で収穫されたブドウから。樹齢平均30年。

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紫色を帯びた濃いルビーカラー。レッグはやや長い(Alc.14%)
ラズベリー、カシス、ダークチェリーの赤黒系果実香。スミレ、牡丹の花。バニラ、ドライハーブ、赤肉っつぽいやや濃厚な香り。豊かな酸と凝縮した果実味からの甘味。やや収斂性と少し粉っぽさを感じるタンニン。時間と共にスーボア香も。2018年のレジョナルとしては、同じシャンボール・ミュジニーの造り手、ディジオイア・ロワイエに似ている。ヴィンテージのせいか、熱量が高く、以前飲んだ2016に比べても濃厚さを増している感じ。
レベルの高さは感じられるレジョナルだが、ベストな飲み頃はもう2~3年先か?

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▼熟成ゴーダとボーフォールチーズと。

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▼ステーキ&芽キャベツと。濃いめのブルゴーニュとの相性はぴったりです。

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最近は、様々な2018年ブルゴーニュ・レジョナルを飲んでいますが、気候を反映してか、やや新世界的な甘味を感じるワインもあるものの、概ね良い印象を持っています。このワインも、甘みは感じるものの豊かな酸としっかりとしたタンニンに支えられています。ただ、割としっかりとした酒躯を持つようなので、上級ワインの飲み頃は、暫く先になりそうです。

<了>

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この記事を書いた人

1958年東京生まれです。
昨年、仕事をリタイアして大好きなブルゴーニュワインとグルメや旅行を楽しんでいます。
主な資格(Foods&Drinks):
JSA ワインエキスパートエクセレンス
JSA SAKE Dioploma
WSET Level3
CPA チーズプロフェッショナル
唎酒師

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