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日本酒
ハードチーズと味わう辛口ひやおろし
兵庫県姫路市で「龍力」のブランドで、兵庫県産特A地区の山田錦にこだわり酒造りに取り組む本田商店の特別純米ひやおろし「播州辛口」です。フランスとイタリアのハード・セミハードチーズに合わせてみました。 龍力について 「龍力」の本田商店は大正12年... -
ワイン
フレデリック・マニャンの2015年水平
テロワールを最大限に活かしたワイン造りを特徴とし、「限りなくドメーヌに近いネゴシアン」と言われ、最近ワインショップで目にすることも多いフレデリック・マニャンの2015年赤を村名を中心に飲み比べてみました。 フレデリック・マニャンについて モレ... -
ワイン
極上の和牛焼肉と合わせる熟成ローヌ&熟成ナパワイン
61回目の誕生日は、銀座にて、極上の和牛焼肉をとっておきの熟成ワインと堪能しました。お気に入りのギガル・コート・ロティ・ラ・トゥルク1995年とロバート・モンダヴィのカベルネ・ソーヴィニヨン ト・カロン・ヴィンヤード1997年です。20年を超える熟成... -
ワイン
2019年10月に飲んだワインの記録
10月の飲んだワインの備忘録です。デイリーからWAパーフェクトワインまで様々ですが、特に印象に残ったのが、半ばジャケ買いだったシャトー・デスクランのロックエンジェル ロゼです。ドメーヌ・ラ・スマドのラストーも素晴らしいワインでした。ブルゴーニ... -
ワイン
ポール・ぺルノ&オリヴィエ・ジュアン モレ・サン・ドニ2009年
ポール・ぺルノのブルゴーニュ・シャルドネ2016年とオリヴィエ・ジュアンのモレ・サン・ドニ・ラ・リオット2009年です。即位の礼の祝日夜に飲みました。どちらも好みの生産者ですが、特に飲み頃を迎えたオリヴィエ・ジュアンのモレ・サン・ドニは、期待ど... -
日本酒
新政ラピス中取り VS No.6 X-type飲み比べ
新政の火入れスタンド―ドライン「ラピス」の中取りと生酒の最高峰No.6 X-typeです。どちらも生酛造りと6号(新政)酵母が生み出す爽やかな酸味と旨味が調和した素晴らしい日本酒ですが、性格は結構違います。単独での味わいに加え、料理やチーズとの相性に... -
ワイン
カリフォルニア白の古酒 カリン・セラーズ1995年
カルフォルニア・ソノマカウンティのカリン・セラ―ズ・シャルドネ1995年です。24年熟成の古酒が醸し出す複雑な香りと未だ甘く活き活きとした果実感、エレガントな酸は、唯一無二の味わいでした。作り手が目指したのは、長期熟成による”Umami(旨味)”の追... -
ワイン
アンリー・グージュ NSG レ・サン・サンジョルジュ2009年
小作農だったアンリー・グージュ氏が1925年にニュイ・サンジョルジュで設立したドメーヌで、自家元詰の元祖的な存在です。ここのワインは、しばらく、濃く、タニックであることを特徴としていましたが、2000年代後半ごろから、エレガント路線に転向したこ... -
ワイン
ドメーヌ・ラルロ 2010年&2012年
ドメーヌにてついて 1987年に保険会社のアクサ・ミレジム社がジュール・べランのネゴシアンを買収してドメーヌ・ラルロをスタートしています。30年の間に、このドメーヌは、醸造責任者が4人変わっています。初代醸造責任者が働いていたデュジャックの造り... -
ワイン
ポマール村のドメーヌ アンヌ・フランソワーズ・グロ訪問記
ブルゴーニュの名門グロ家の一角、ドメーヌ・アンヌ・フランソワーズ・グロ(Anne-Francoise Gros)です。この女性醸造家の造るワインは、繊細でしなやかな特徴を持ちます。9月4日にポマールにあるドメーヌを訪れ、試飲しました。帰国後に飲んだヴォーヌ・... -
ワイン
ジョセフ・ドルーアンの地下セラー訪問記
ブルゴーニュの大手ネゴシアンであり、ドメーヌでもあるジョセフ・ドルーアンは、家族経営ながら、ボーヌ市内中心部に巨大な地下セラーをもつ名門生産者です。9月6日にこのセラーを訪れました。ブルゴーニュの歴史を感じさせる迷路のようなセラーの見学は... -
ワイン
クロ・ヴージョとシャトー・ド・ラ・トゥールを訪ねる
9月初旬のブルゴーニュ地方への旅行で訪れたヴージョ村にあるブルゴーニュ最大の特級畑クロ・ヴージョ。今回は、クロ・ヴージョの畑の中に建つシャトー・ド・ラ・トゥールを訪問しました。 クロ・ヴージョについて ヴージョ(Vougeot)は、ディジョ... -
ワイン
ジュヴレのお気に入り生産者 デュガ・ピィ プティット・シャペル2008年
ジュヴレ・シャンベルタンのお気に入り生産者ベルナール・デュガ・ピィの1級プティト・シャペルです。抽出の強さがデュガ・ピィの特徴ですが、濃いだけでなく、しなやかで、エレガントさも兼ね備えているデュガ・ピィのワインは、飲み頃を間違えなければ... -
ワイン
NZの極上シャルドネ クメウ・リヴァー ・マテズ・ヴィンヤード2015年
ニュージーランドで名実ともにナンバーワンのブルゴーニュスタイルのシャルドネ生産者、クメウリヴァーのフラッグシップキュベ クメウリヴァー マテズ・ヴィンヤード(Kumeu River Mate’s Vineyard Chardonnay)です。 ワイナリーについて クメウリリヴァ... -
ワイン
ブルゴーニュの旅2019~コート・ド・ボーヌ編
8/30~9/8の10日間でフランスのシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方をレンタカーで旅行しました。今回の旅のラストは、コート・ド・ボーヌ地方です。ボーヌ市内に3泊して4年前に続き2度目のコート・ド・ボーヌを楽しみました。 アパートタイプのホテル... -
ワイン
DRCに挟まれた特級畑~ラ・グラン・リュ2009年
ブルゴーニュの宝石ヴォーヌ・ロマネ村の6つのグランクリュので、北側をロマネ・コンティ、南側をラ・ラーシュというDRCの珠玉のモノポール(単独所有畑)に挟まれた縦長のクリマ、フランソワ・ラマルシュのモノポール ラ・グラン・リュです。 先月初め... -
ワイン
シャブリ古酒と秋の味覚 松茸を味わう
秋の味覚 松茸とスモークサーモンをド―ヴィサのシャブリ特級レ・プリューズ2005年と味わいました。同日に飲んだニュイ・サンジョルジュ1級ヴォ―クランと合わせて書きたいと思います。 香りを味わうマツタケに強い香りのお酒は合わないかと容易に想像でき... -
日本酒
菊姫「鶴乃里」8年熟成酒を唎く
根強いファンも多い加賀菊酒の伝統を受け継ぐ「菊姫」の山廃純米酒「鶴の里」の古酒を味わいました。2011年醸造(8年物)と2016年熟成(3年物)の古酒です。芳醇で長期熟成により旨味を増した菊姫は、ディープな日本酒ファンにとっては、たまらない逸品だ... -
ワイン
ブルゴーニュの旅~ヴォーヌ・ロマネ村(後編)
8/30~9/8の10日間でフランスのシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方をレンタカーで旅行しました。ブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村は、「神に愛される村」と讃えられ、ブルゴーニュワイン・ラヴァ―にとっては、憧れの地だと思います。前編では、こ... -
ワイン
ブルゴーニュの旅~ヴォーヌ・ロマネ村(前編)
8/30~9/8の10日間でフランスのシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方をレンタカーで訪れました。ブルゴーニュの宝石と称されるヴォーヌ・ロマネ村は、ブルゴーニュワイン・ラヴァーにとっては、憧れの地と言っても過言ではないと思います。ロマネコンティ...