8/30~9/8の10日間でフランスのシャンパーニュ地方とブルゴーニュ地方をレンタカーで旅行しました。ブルゴーニュ旅行は、ワインの産地がメインでしたが、少し足を延ばしてシャトーヌフを訪れました。その途中で出会ったブルゴーニュ運河沿いの村で、偶然、運河の水門が使われる様子を目にすることができました。
コート・ド・ニュイからシャトーヌフに向かう途中にル・ポン・ドゥーシュという村を通りました。
ここは、ブルゴーニュ運河を利用したリバークルーズの休憩ポイントになっているようです。
▼様々なクルーズ船と思わしき船が停泊しています。
この近くには、昇降式の水門が設置されています。2つの水門を使って人工的に水位差を作り出して船をスムーズに通行させるものです。テレビでは、何回か見たことがありますが、自分の目で実際に動いているのを見るのは初めての経験でした。
▼このクルーズ船が、水門を通ることになります。
クルーズ船の停泊所からディジョン方向に少し歩いて行きます。
▼手前側の水門です。ここで水を遮っています。
▼船を通す水路です。本当にここを船が通過できるのか?というくらいの幅です。
▼これが、奥側の水門になります。普段は開放されています。
船が停泊所を出航すると、奥側の水門を閉めて、水路に水を貯めていきます。
▼門の開閉は手動で、両岸にあるレバーを係員が操作します。
▼船が近づいてきます。
▼慎重に水門に挟まれた水路に入っていきます。
狭い水路にクルーズ船が、すっぽりと入りきります。船が入りきったことを見届け、係員が、橋の上のハンドルを回して水門を少し開け、水を抜きまます。
▼船の入っている水路の水面がどんどん下がっていきます。
▼最後にレバーを操作し、水門を全開して、船を通します。片方のレバーを操作しているのは女性でした。
▼クルーズ船の先端のデッキで、老夫婦がくつろいでいます。中の船室にもお客さんの姿が見えました。優雅な風景です。
クルーズ船は、水門を離れて進んでいきます。この運河は、Googleマップで見るとウシュ川と並行してディジョンに向かっており、途中にこのような水門がいくつか見られます。
この運河沿いはサイクリングロードになっており、サイクリングを楽しんでいる人をよく見かけます。シャトーヌフでも見かけたサイクリストは、ディジョンから運河沿いにサイクリングを楽しんでいるのでしょうか?
ここが目的でなく偶然立ち寄った村で、見ることができた光景ですが、貴重な体験をすることができました。
<了>