バッカスのささやき

ワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒との出会いと趣味のブルーベリー栽培を中心に日常を綴ります。

海の日ワイン会@大倉山

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7月15日海の日の昼下がり、以前の会社の先輩宅でのワイン会です。今回のご自宅のテーブルと美味しい手作り料理をご提供して頂いた先輩ご夫妻、同じく同僚の先輩ご夫婦、そして私と妻の6人で6本のワインを空けました。なかなかゴージャスなワイン会になりました。

今回、私がワイン担当だったようで、4本のワインを持ちこみました。同じくゲストの先輩ご夫婦が日本のプレステージワイン、それにホストご夫妻のデザートワインで計6本です。

シャンパン: マーク・エブラール・ロゼNV(我が家の定番です)

白:ダニエル・バロー プイィ・フィッセ・レ・クレイ 2013年(ダニエルバローはブル白の我が家の定番ワインです)

赤:モンジャール・ミュニュレ リシュブール 2005年
  シャトー・ラトゥール 1989年
  シャトー・メルシャン 鴨居寺シラー 2016年

甘口白:エスターハージー トロッケンベーレンアウスレーゼ 2006年 

前半は、写真がありませんが、マーク・エブラール・ロゼとダニエル・バローです。いつも外さない盤石のワインです。ダニエル・バローは、ここ毎年購入していますが、現在は、2013年が飲み頃です。

料理は手作りキッシュをサーブして頂きました。ロゼ・シャンパンも厚い果実味を持つプイィ・フュッセも素晴らしいしペアリングでした。

中盤、今回の目玉として最も楽しみにしていた、モンジャール・ミュニュレのリシュブール2005年です。

モンジャール・ミュニュレは、ヴォーヌ・ロマネに本拠を構える大きなドメーヌで、エシェゾーやグランエシェゾーは、DRCに次ぐ面積の畑を所有しています。

ヴォーヌ・ロマネ村に国道から入ってすぐのところに、「ル・リシュブール」という4つ星ホテルを経営しています。ル・リシュブールには、2015年に宿泊したことがありますが、フレンドリーなスタッフ、快適な客室、素晴らしいレストランと非常に満足度の高いホテルでした。ちなみに、このホテルには、今年9月に再度泊まる予定です。

モンジャール・ミュニュレのフラッグシップであるリシュブールの畑は、1984年に取得した0.31ヘクタールで樹齢40~60年の古木が植えられています。ちなみにリシュブールの現所有者は、僅かに10人、4割を超える面積を所有するDRCを筆頭に、ルロワ、アンヌ・グロ、メオ・カミュゼ、アラン・ユドロ・ノエラといった早々たる所有者です。モンジャール・ミュニュレの畑はルロワとジャン・グリヴォに挟まれた最高の区画にあります。

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f:id:turque1991:20190723012149j:plain思ったより、濃いめの色調をしています。ルビーよりガーネットっぽい色調です。

f:id:turque1991:20190723012313j:plainアメリカンチェリーやプラム、薔薇、甘草、コーヒー、シガー、腐葉土等のうっとりする複雑な香りに、きれいな酸としっかりと溶け込んだシルキーなタンニン。何よりも、2005年のヴォーヌ・ロマネに感じられる華やかで香り高く、甘露な味わいの印象です。甘露さだけでいえば、同じ2005年のDRCラターシュに匹敵するものです。この甘露さの中にも、リシュブールの力強さを感じれれる素晴らしいワインです。

手作りのリヨン(ロースト・ポーク)とラタトューユをいただきました。ラタトューユは、隠し味にアンチョビを使用しているらしく、僅かな辛みの中に香ばしいアクセントを与えています。この前に飲んだ、バローのプイィ・フィッセにもよく合う料理でした。

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f:id:turque1991:20190723012223j:plain次にシャトー・ラトゥール1989年です。このワインは、20年近く前にロンドンのヒースロー空港にあったBerry Bros. & Ruddで購入したもので、自宅セラーの奥に埋もれていました。湿気でラベルは傷んでいますが、当時は、1万円程度だったと思います。

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周辺から中心近くまで茶色が入ったガーネットです。タンニンは完全に溶け込んでおり、極めて柔らかな果実味。プラム、ブルーベリー、乾燥イチジク、オレンジピールに紅茶、腐葉土、枯れ葉等の熟成アロマ。自宅セラーでの長期熟成には不安がありましたが、(強靭なボルドーだからかもしれませんが)、このワインに限って言えば、素晴らしく綺麗に熟成したボルドー・グランヴァンでした。

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3番目の赤ワインが、一緒に訪問した先輩ご夫婦が持参されたシャトー・メルシャンの鴨居寺シラー2016年です。シャトー・メルシャン・プレステージクラブのスペシャルワインとのこと。初めて名前を聞くワインですが、調べると山梨市の鴨居寺地区という砂利の多い 水はけのよい土壌の恵まれたテロワールをもつ畑に最近植栽されたシラー種から2016年に初めて造られたワインのようです。樹齢的には、すごく若いようですが、紫を伴った濃いガーネットにカシス、ブラックベリー、シラー特有の皮やコーヒー、獣香、ブラックペッパー、そして豊かですが、過度ではない酸。日本のシラーは、飲んだ記憶がありませんが、これほどレベルの高いシラー種のワインが存在していることは、驚きでした。バロッサの若いシラーズと言われても、全然疑わないと思います。この年は、僅か2樽の生産量だったようですが、将来、桔梗が原メルローのような日本を代表するワインになって欲しいと思います。

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f:id:turque1991:20190723012432j:plainメインのステーキです。OKストアの牛肉とのことですが、非常に柔らかく、焼き具合も絶妙でした。シラーとの相性も最高です。

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 最後は、先輩宅のデザートワインです。オーストリアエスターハージ(Esterhazy)トロッケンベーレンアウスレーゼ 200?年です。ウエルシュリースリング50%、ピノ・ブラン50%というセパージュのようです。写真を撮り忘れましたが、それほど濃くない琥珀色です。貴腐ワイン特有の気品高い甘みを感じます。トロッケンベーレンアウスレーゼTBA)と聞くと、甘さ一辺倒のように想像してしまいますが、適度の酸も感じられる美味しいTBAでした。

あっという間になくなってしまったので、やはりご自宅にあったマディラ酒(料理用)をひとりでチビチビと頂きました。

お互い今年旅行したシチリア島の話で盛り上がりました。
素晴らしい数々のお料理に感謝いたします。

(終)

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