バッカスのささやき

ワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒との出会いと趣味のブルーベリー栽培を中心に日常を綴ります。

ドメーヌ・アルヌー・ラショー エシェゾー 2009年

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ヴォーヌ・ロマネの名門ロベーヌ・アルヌーの後を継ぐ、アルヌー・ラショーのグラン・クリュ、エシェゾー。良年の2009年ヴィンテージです。

ヴォーヌ・ロマネで200年以上の歴史を持つ一家で、特に4代目のロベーヌ・アルヌー氏が1990年台にドメーヌとしての名声を一気に高めました。現在のラベルとは異なりますが、1995年のクロ・ヴージョは非常に印象的だったことを記憶しています。その後、ロベーヌ・アルヌー氏の娘婿のパスカル・ラショー氏が跡を継ぎ、2008年にドメーヌ名をアルヌー・ラショーに改称しています。その後、2013年にパスカル氏の長男、シャルル氏が6代目としてドメーヌを継いでいますが、このワインは、パスカル・ラショー氏の手によるものになります。

ドメーヌ・アルヌー・ラショー エシェゾーGC 2009年
[2009] Domaine ArnouxーLachaux Echezeaux Grand Cru  

エシェゾー最良の区画「デュ・ドゥシュー」の上部(西)にある「ルージュ・デュ・バ」の区画の0.88ha畑から。

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やや濃いめの艶のあるルビー。レッグは中庸。
アメリカンチェリー、ブルーベリーの赤黒系果実の香り。薔薇、ドライハーブ、甘草、僅かにミントも。バニラやオリエンタルスパイス、スーボワの複雑な香りも。アタックに甘く柔らかい酸が感じられ、タンニンはきめ細かくシルキー。引っかかるものが何もなく、力強くはないが、非常にスムーズで華やかなグラン・クリュ。丸く柔らかく、綺麗に熟成した印象のエシェゾー。

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パルミジャーノ・レッジャーノ24M、コンテ18M、オッソー・イラティ。いずれもまろやかな塩味のチーズがもつ旨味と程よく熟成したブルゴーニュ赤がよく合います。

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▼正月なので少し奮発して、仙台牛のステーキです。

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他の名門ドメーヌ同様、最近は、価格が高騰してしまい、グラン・クリュはなかなか手が出なくなりましたが、現当主のシャルル・ラショー氏は、ビオディナミへの転換、醸造過程での亜硫酸無添加や全房発酵の導入など先代ができなかったことに積極的に取り組んでおり、ワインの評価も更に高まっているようで、プティDRCとかミニ・ルロワとも呼ばれているようです。最近リリースされたネゴシアンものも興味深く、機会があれば試してみたいと思います。

(了)