Bon Vin , Bon Sake , Bon Fromage

ブルゴーニュワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒とチーズの出会いを中心に日常を綴ります。

ミシェル・マニャン シャンボール・ミュジニー・フルミエ 2007年

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モレ・サン=ドニの老舗ドメーヌ、ミシェル・マニャンのシャンボール・ミュジニー・フルミエの2007年ヴィンテージです。村名ながら綺麗に熟成した素晴らしいワインでした。

マニャン家は5代に渡ってモレ・サン=ドニを本拠としワイン造りを行ってきた名門ですが、4代目にあたるミシェル・マニャンが、ドメーヌとして一貫したワイン造りを始めています。ドメーヌとしてのミシェル・マニャンを支えたのが、ミシェルの息子のフレデリック・マニャンであり、現在ではフレデリックが、5代目の当主になっています。フレデリックは、1995年に「フレデリック・マニャン」の名前でネゴシアンを立ち上げています。白地のフレデリック・マニャンのワインは、ネゴシアンらしい多彩な銘柄を見かけるのに比べると、ドメーヌ・ミシェル・マニャンの方は生産量の関係もあり、見かけることは限られているかと思いますが、現在も生産されています。

ドメーヌ・ミシェル・マニャン シャンボール・ミュジニー・フルミエ 2007年
[2007] Domaine Michel Magnien Chambolle Musigny Fremieres


▼どちらの”マニャン”のラベルにも大きな太陽とし小さな地球と月がデザインされているロゴマークが印刷されていますが、これは、ミッシェルの妻ドミニク(太陽)、ミッシェル(地球)、フレデリック(月)を現わしています。

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▼フルミエ(Les Fremieres)という村名畑は、やや下部、といっても、レ・ノワロとオー・ボー・ブリュンという2つの1級畑に接しており、ディジオイア・ロワイエやあのルロワも所有しています。といってもドメーヌ・ルロワのシャンボール・ミュジニー・レ・フルミエは、ほとんど見かけることはないと思います。

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縁にオレンジの入る中程度の濃さの澄んだラズベリーレッド。
抜栓直後から熟したプラムやブルーベリーの果実香にリコリス、シナモンのスパイス香に、スーボア、マッシュルーム、紅茶、枯葉といった熟成香が混ざり、むせ返るほどよい香り。味わいのアタックには、程よい酸と心地よい凝縮した果実味。タンニンは完全に溶け込んでおりシルキー。余韻も長め。時間が経つと、さらに腐葉土に獣香が加わりより複雑で官能的な香りになります。
時間と共にアロマの変化が楽しめる綺麗に熟成した素晴らしい古酒。

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▼自家製の低温調理したローストビーフを山葵と。

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 名古屋の某ショップで最近購入したセットワインの中に組み込まれていたワインで、正規ものですが、オフヴィンテージの村名ということで、それほど期待していなかったのですが、非常に印象的なワインでした。リピートしたく探しましたが、当然ながら見つかりません。少し前にこのドメーヌの80~90年台の古酒が売り出され、結構高価でしたが、珍しいドメーヌの蔵出しものということで、1989年のクロ・ド・ラ・ロシュ(48K円)を購入しました。状態は最高のようなので、今回の経験からも、期待が膨らんでいます。

<了>

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