バッカスのささやき

ワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒との出会いと趣味のブルーベリー栽培を中心に日常を綴ります。

ブルゴーニュワインと愉しむ春の山菜

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春は山菜の季節です。タラの芽の天ぷらは、まさにこの季節のみに味わえる愉しみです。東京では、養殖物も多く、なかなか大きく、新鮮なタラの芽には出会えませんが、毎年GWになると仙台にある実家で山菜の天ぷらを愉しんでいます。今年は山菜天ぷらを中心にブルゴーニュワイン白・赤と合わせてみました。

実家のある仙台の近郊や隣県の山形は山菜の宝庫です。4月から5月にかけて、ロードサイドの野菜直売所や道の駅等には、多くの山菜が並びます。この種の天然の山菜は、傷みやすいのか、数が少ないのか、東京では、なかなか出逢えません。タラの芽はスーパー等でよく見かけますが、形の揃った小さな養殖?ものがほとんどです。

今回購入したのは、仙台近郊の秋保と川崎町の直売所でタラの芽、アイコ、コゴミ、ミズ、ウド、そして山形のウコギです。実はコシアブラが目当てだったのですが、何処にも売っいません。理由を聞いてみると、放射能検査に引っかかったため、出荷されていないとのこと。未だに?と不安になりましたが、ある意味では検査がキチンとされているということでは安心できるかもしれません。おそらく、コシアブラは、放射能物質を吸収し易いのでしょう。

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タラの芽とアイコ

ラタの芽とアイコとウコギは天ぷら、他はお浸しです。

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合わせるワインの定番は、白ですが、天ぷらの油っぽさを中和させる意味で赤も用意しました。

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まず白は、ダニエル・バローの2013年プイィ・フュッセ アン・フランセです。ダニエル・バローはお気に入りの造りで、セラーには常に何本かストックしています。2013年はまさに飲み頃を迎えています。この造り手のワインは、評価が高い割には、価格も比較的良心的で、入手も容易です。但し、リリースされてすぐ飲んでもあまり真価は発揮されません。最低でもリリース後、3年は寝かした方が良いと思います。2013年は、銘柄を選ばなければ、まだインターネット等で購入可能です。

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2013 Domaine Barraud Pouilly-Fuisse En France

色は少し濃い目のイエロー、強いミネラル香、火打ち石、熟した赤りんご、アカシア、オーク、ナッツ、蜂蜜。オイリーっぽさを感じる濃蜜なシャルドネです。山菜の天ぷらとの相性も抜群です。流石に山菜のお浸しは、ワインの主張が強すぎて合いません。

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続いて、ブルゴーニュ赤です。

2010年のルイ・ルイジャッドのボーヌ1級畑クロ・ユースリーズです。この畑は、ルイ ・ジャッド社のモノポール(単独所有畑)として有名で、過去何度か飲んでいます。今回は、良年の2010年ヴィンテージです。

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2010 Louis Jadot Beaune Clos des Ursules 1er Cru Monopole

色は中心は少し黒味がかったルビーで、縁に少し茶色が混ざります。レッグが結構長めで、よく見るとアルコール度数は、13.5%あります。ブルゴーニュワインとしては、やや高い方の数字で、アタックにも少しアルコールを感じます。香りは、ラズベリー、チェリー、スミレ、グローブ、シナモン、暫くして、腐葉土、なめし皮のニュアンス。全体的にバランスの取れた綺麗なイメージ。これに甘露さが加われば、申し分無いにですがややドライな感じがします。ただ、天ぷらの脂っこさを中和してくれるのには、適度なタンニンかと思います。

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今回、試せませんでしたが、やや苦味のある山菜には、やや苦味を伴う柑橘系の風味を持つソーヴィニヨンブラン等を合わせるのが、定石かも知れません。

 (終)