バッカスのささやき

ワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒との出会いと趣味のブルーベリー栽培を中心に日常を綴ります。

ディジオイア・ロワイエ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2018年

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シャンボール・ミュジニーの新世代トップランナーのひとり、ディジオイア・ロワイエのブルゴーニュ・レジョナル・ルージュです。このドメーヌのワインは、最近は遠ざかっていましたが、口コミ評価の高い2018年ヴィンテージを久しぶりに飲んでみました。

ディジオイア・ロワイエは。、1930年にシャンボール・ミュジニー村に設立されたドメーヌで、1999年のドメーヌを継承した現当主の3代目のミッシェル・ディジオイアが本格的にビン詰めを開始しています。ということで、名が知れるようになってから、未だ歴史の浅い造り手のようです。ビンテージは忘れましたが、3、4年前にシャンボール・ミュジニーの村名を飲んだのが最初の出会いと記憶しています。その時の印象としては、かなり濃厚でかつオーキーなワインで、正直あまり好みでもなかった為、評判は目にしながらも、暫くは、敬遠していました。2018年ヴィンテージの評価を目にして、興味を持ち、今回、まず、ブルゴーニュ・レジョナルを試してみました。

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最初の印象は、「濃い!」。グラスに2cmくらい注いだだけで底が見えません。レッグは長めで、アルコール度数は14.3度あります。黒紫色の液体は、抜栓直後は、閉じた印象で香りが立ちません。そこで、デキャンタをして30分ほど待つと、カシスやブラックベリーの黒系果実とヨードっぽいミネラルの香りが立ち上がってきます。バニラやシナモン、少しミンティな香りも。味わいに豊かな酸と熟度が高く濃縮した果実味と少し粉っぽいタンニン。暫くすると、不思議なことに、若いワインにも関わらず、下草や腐葉土的な香りも。濃さだけでいえば、プレモ・プリセ村のメゾン・アンブロワーズのワインに近いものがありますが、この香りは、これまでに飲んで美味しいと感じた2018年の他のブルゴーニュとも少し異なります。
エアを抜いて保存し2日目に味わうと、やはり最初は閉じ気味で、1時間ほどで、前日の香りが再現されました。粉っぽいタンニンは前日と変わらず。2018年のレジョナルの中でも、力強さと香りの複雑さを兼ね備えているという点で、ちょっと特筆すべきワインかと思います。

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飲み終わった後、早速このレジョナルをリピート注文すると同時に、オー・コートとシャンボール・ミュジニーの村名、更にフラッグシップのプルミエ・クリュ、レ・グロセイユを購入してみました。村名以上は、恐らく100%閉じているのではないかと想像されますが、2018年のブルゴーニュのがもつ外向的な性格に少し期待したいと思います。

(了)