Bon Vin , Bon Sake , Bon Fromage

ブルゴーニュワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒とチーズの出会いを中心に日常を綴ります。

年に一度のお楽しみ 新政 No.6 XmasType

新政No.6のクリスマスバージョンNo.6 XmasTypeです。年末に限定販売される新政No.6のスペシャルバージョン、協会6号酵母による日本酒スパークリングです。

このNo6の発泡日本酒ですが、12月末に特約店で限定販売されます。都内の行きつけの酒販店の抽選販売で購入しました。その酒販店の会員になっており、かつ抽選に当選することが購入条件になります。いつから販売されているのかわかりませんが、幸運にも2020年、2021年、2022年と3年連続で入手することができました。
毎年、ボトルデザインが変わりますが、2022年バージョンは、ホワイトボトルでした。

↓過去3年間のボトルとパッケージです。
左から2020年のパッケージとボトル、2021年のパッケージ、2022年のパッケージとボトルになります。

↓下は、2021年のボトルです。この年のボトルデザインは、Nicolas Buffetoiuという東京を拠点に活動するフランス人アーティストによるものです。

毎年目を楽しませてくれるボトルデザインです。

↓ちなみに、これはクリスマスバージョンではありませんが、2020年に限定販売されたファイナルファンタジーのアートディレクタも務めたゲームクリエータの上国料 勇氏とのコラボデザインのボトルです。一番のお気に入りです。

No6.XmasTypeで、いずれも共通なのは、酒米が秋田酒こまち100%、酵母は当然、協会6号酵母ということで、精米歩合やアルコール度数は少しずつ違っています。

2020年 アルコール度数13度、精米歩合 麹米55%、掛米60%
2021年 アルコール度数11度、精米歩合 55%
2022年 アルコール度数11度、精米歩合 45%

となっています。
滓がみられるにごりスパークリングです(写真は2021年バージョン)

以下、2022年バージョンのXmasTypeです。

過去のバージョンに比べるとにごりはやや少ないようです。
写真ではわかりにくいですが、意外と細かな泡です。2021年バージョンは、結構ガス圧が強かったのか、あるいは、瓶内発酵が進んだのか、抜栓したとたんに勢いよく吹き出しました。2022年バージョンは、警戒しましたが意外と穏やかで、吹きこぼれることはありませんでした。

それほどフルーティな香りは感じませんが、味わいは柔らかな甘みと米の旨味が広がります。酸は円やかで、やはり6号酵母らしい乳酸の柔らかい酸を感じます。アルコール感も低く、飲みやすさも手伝い、あっという間に空いてしまいました(透明でないので、どこまで残っているのか分かりませんでした)。最後は、やはり滓からのにごりがみられました。

円やかで美味しいスパークリング日本酒ですが、欲を言えば、もう少し酸があれば、面白いのですが...。どうしてもスパークリングワインと比べてしまいますが、逆にこれだけ「旨味」を感じるスパークリングワインも無いので、これはこれで、ありかもしれません。

↓ドライハーブとドライトトマト等を表面にまぶしたシェーブルチーズです。穏やかな酸味が、このスパークリング日本酒の穏やかな甘みと酸味によく合います。

メインのあては、これです。前日、斑尾スキーからの帰途、群馬のパーキングエリアで購入した下仁田ネギです。長野の信濃町で購入した、かんずり(新潟妙高の発酵辛子調味料)で味わいました。

ここ最近、年末の楽しみになっているNo6XmasTypeですが、年々、入手の難易度が高くなっているようなので、今年はわかりませんが、なんとか手に入れたいと思っています。