Bon Vin , Bon Sake , Bon Fromage

ブルゴーニュワインとチーズをこよなく愛するシニアのブログです。素晴らしいお酒とチーズの出会いを中心に日常を綴ります。

2019-01-01から1年間の記事一覧

ブルーベリーの収穫(2019/6~その①)

6月に入るとハイブッシュ系の多くの品種が色付き始め、早生品種は食べ頃を迎えます。我が家の主力品種のスパルタンも5月後半から色づき始め、6月中旬には、完熟実が楽しめるようになります。

末廣(すえひろ)を唎く

会津宮泉に続き福島県会津若松の酒蔵「末廣」です。末廣が有名なのは、明治末期に山廃仕込みを考案した嘉義金一郎が指導して、初めて山廃仕込みを実証した蔵のひとつであることです。山廃を含む純米吟醸と珍しい1989年の古酒を味わいます。

ブル赤に近いピノノワールワインは?

最近高騰の著しいブルゴーニュワイン。ブル赤ワインに替えてデイリーワインとしてもでも楽しめるピノノワール赤ワインを探してみました。

フランスの山のチーズ比較

フランス東部のスイスやイタリアの国境に近いブルゴーニュ=フランシュ=コンテ圏からオーヴェルニュ―=ローヌ=アルプ圏の東部ローヌ=アルプにかけてのエリアで産出する山のチーズ3種(コンテ、アボンダンス、ボーフォール)の比較です。

エマニュエル・ルジェ エシェゾー 2006年

エマニュエル・ルジェ エシェゾーの2006年ヴィンテージとジョセフ・ドルーアン ピュリニー・モンラッシェ レ・フォラティエール 2014年です。熱海伊豆山のフレンチに持ち込みませてもらいました。

お気に入りロゼ・シャンパン~マーク・エブラール・ブリュット・ロゼ

時々思い立つと、飲みたくなるロゼ・シャンパンで、大抵、セラーに1本は置いてあります。アイ村、エペルネ近くにある小さな家族経営のレコルタン・マニピュラン(RM)のマーク・エブラ―ル(Marc Hebrart)が造るシャンパンです。いつ飲んでも盤石の美味しさ…

フェブレ ニュイ・サン・ジョルジュ レ・サン・ジョルジュ&エシェゾー

ニュイ・サンジョルジュに本拠地を置くグランメゾンであるフェヴレの代表的な自社畑であるNSG 1erCru レ・サンジョルジュ2009年とエシェゾー2010年です。 ブルゴーニュの名門フェヴレはネゴシアンのイメージが強いですが、ブルゴーニュに120haもの自社畑を持…

ローヴ・ドゥ・プロヴァンスとモテ・シュール・フォイユ(シェーブル比較)

フランスの山羊乳(シェーブル)チーズ2種です。 フランス南部プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール圏のローヴ・ドゥ・プロヴァンス(Rove De Povence)とフランス西部のポワトゥー・シャラント圏のモテ・シュール・フォイユ(Mothais sur Feuille)と…

ベルナール・セルヴォー シャンボール・ミュジニー 1er レ・シャビオ 2007年

ドメーヌ・ベルナール・セルヴォー ミュジニー 1er レ・シャビオ 2007年です。ベルナール・セルヴォーは、モレ・サン・ドニに本拠を構えるドメーヌですが、シャンボール・ミュジニーにも畑を持っており、何といってもレ・ザムズールの所有者として有名です。…

コント・ジョルジュ・ド・ヴォギエ シャンボール・ミュニジー 1997年

シャンボール・ミュジニーの名門ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギエの村名1997年ヴィンテージです。シャンボール・ミュジニーの古酒のすばらしさを実感できる1本でした。

プロヴァンスとロワールのシェーヴルチーズ

プロバンスの代表的なシェーヴルチーズ、(Rove De Povence)とロワーヌ地方のシェーヴルチーズサントモール・ド・トゥーレーヌ(Sainte Maure de Touraine)です。

ブルーベリーの収穫(2019/5)

5月半ばくらいから、ハイブッシュ系ブルーベリーの実が色付き始めます。いわゆる早生品種が中心になりますが、大実系の収穫が比較的多いのがこの時期の特徴です。

ジョセフ・ロティ グリオット・シャンベルタン 2008年

ジュヴレ・シャンベルタンの名門ドメーヌであるジョセフ・ロティ(Joseph Roty)のグリオット・シャンベルタン 2008年です。まさにグリオット(さくらんぼ)の名前どおりの香りと味わいでした。

アメリカのナチュラルチーズ

アメリカは、世界の3分の1のチーズ生産量を誇る世界一のチーズ大国ですが、日本ではナチュラルチーズとして販売されているアメリカ産チーズをあまり見かけません。その中で最近人気が高いのが、見た目も楽しめるコルビー・ジャックチーズです。このチーズを…

ワイン木箱で作る収納家具

デザイン性の高いワインの木箱を利用してDIYにて作成した収納家具をご紹介します。

マデイラとの出会いと魅力

マデイラ酒は、ポルトガルのマディラ諸島で産出される酒精強化ワインです。奥が深く食事にもあわせられるマディラ酒の魅力をお伝えします。

会津宮泉を唎く

宮泉の名前を聞いてピンとこない人も多いかと思いますが、「写楽」のブランドで人気を誇る宮泉銘醸の蔵元で販売されているブランド名です。宮泉銘醸は、金賞受賞銘柄が日本一の福島県を代表する酒蔵です。

DRCリシュブール1994年

DRCリシュブールはブルゴーニュラバーにとって憧れのワインですが、昨年近所の酒屋のセラーで1990年代のDRCを何本か見つけ、安くしてもらったこともあり、清水の舞台から飛び降りる思いで全部購入しました。いずれもサントリー(現在はファインズ)輸入の正規…

ロバート・ヴァイル ベーレン・アウスレーゼ 1990年

ドイツ名門の古酒 ロバート・ヴァイルのキートリッヒャー・グレーフェンベルク・リースリング・ベーレン・アウスレーゼ 1990年です。ベーレン・アウスレーゼの凄さを知るワインになりました。

北海道のチーズ2種

3月の北海道旅行で購入した北海道産チーズ2種です。共同学舎新得農場のコバンとタカラのチーズ工房タカラのマルタです。北海道の独創的なナチュラルチーズを味わうことができました。

2005年ヴォーヌ・ロマネ 1erCru マルコンソール飲み比べ

ブルゴーニュワインの良年2005年ヴィンテージのヴォーヌ・ロマネ・マルコンソール(Vosne-Romanee 1er Cru Malcosorts)のインプレッションです。シルヴァン・カティア―ルを筆頭に最近飲んだフランソワ・ラマルシュ、ブシャール、クロ・フランタンを比較した…

ブルゴーニュワインと愉しむ春の山菜

春は山菜の季節です。タラの芽の天ぷらは、まさにこの季節のみに味わえる愉しみです。東京では、養殖物も多く、なかなか大きく、新鮮なタラの芽には出会えませんが、毎年GWになると仙台にある実家で山菜の天ぷらを愉しんでいます。今年は山菜天ぷらを中心に…

1995年のプレステージシャンパン2種

シャンパニューの超当たり年の1995年のプレステージシャンパン2種、シャルル・エドシック ブラン・ド・ミネレール 1995とドゥ・ヴノージュ ルイ・キャーンズ(15世)・ブリュット 1995年です。いずれの海外の評論家から高い評価を受けているプレステージ・…

フーリエ2009年ヴィンテージ水平

フーリエの2009年ヴィンテージ水平です。ここ数年で極端に価格が高騰したドメーヌですが、テースティングレポートに加えて、価格高騰の背景と現状やこのワインが全面的に採用している蝋封キャップについても触れてみたいと思います。

コラヴァンCORAVINを購入しました

以前から興味のあったコラヴァンを購入しました。コラヴァンは、ワインのコルクを抜かず細いニードル(針)をコルクに差し必要な分だけのワインを注ぐ為のツールです。ニードルによりコルクに空いた穴はコルクの弾性力により塞がれ、減ったワイン分のガスが瓶…

ブルーベリーの花たち(2019)~ラビットアイ系編

3月から開花が始まるハイブッシュ系のブルーベリーですが、少し遅れて、4月に入るとラビットアイ系のブルーベリーの開花も始まります。4月中旬になると蜂も飛ぶようになり、受粉が期待できます。ハイブッシュ系に比べて小さめの花ですが、花数は多く、目を楽…

ブルーベリーの花たち~ハイブッシュ系編

4月は最も多くのブルーベリーの花が満開を迎えますが、特にハイブッシュ系のブルーベリーの花はラビットアイ系に比べると大きく、見応えがあります。花の大きさに加え、ピンクが混ざったり、ちょうちん型であったりと、いろいろなバリエーションが楽しめます…

都会で育てるブルーベリー

多くの果樹は地植えでないと質の高い果実が期待できません。しかしブルーベリーは鉢植えでも素晴らしい果実を収穫できる数少ない果樹のひとつです。また一般に低木なので、場所の限られるマンションでも栽培が容易です。都内のマンションで10年ほどブルーベ…

ブルーベリーの魅力

ブルーベリーの魅力はその果実だけでなく手軽に四季の自然を鑑賞できることにあります。春には可憐な花、美しい緑の葉、紫の果実、そして秋には深紅の紅葉が楽しめます。そして、何よりも、当地、都内のマンションでも手軽に栽培が可能な数少ない果樹です。…

日本酒の呼称資格

日本酒の呼称資格として、長い間、唎酒師が有名でしたが、日本ソムリエ協会(JSA)が2017年に新たにソムリエの日本酒版とも言える「SAKE DIPLOMA」の呼称資格認定制度をつくりました。2年目の2018年に取得したこの資格と唎酒師について書きたいと思います。